リリィ、はちみつ色の秘密
激しく口論をしている両親の傍らで、恐怖に震えている4歳の少女 リリィ 。
事の発端は、訳あって別居していた母親が、自分を迎えに来たこと。
密かに連れ出そうとしているところを運悪く父親に見付かってしまい、喧嘩になったのでした。
口論はやがて取っ組み合いの喧嘩となり、拳銃が登場するほどにヒートアップ。
もみ合いの最中、その拳銃が リリィ の下へ飛んできました。
母親が必死の形相を浮かべながら、拳銃を取ろうと手を伸ばします。
その母親を助けたい一心で、足元にあった拳銃を拾い、大好きな母へ渡そうと・・・。
パーン!
拳銃は暴発し、母は帰らぬ人となりました。
大好きな母親を撃ち殺したという重い十字架を背負い、父からも、他の誰からも愛されていると感じられないまま、リリィ は10年近くを過ごします。
彼女は母親の記憶がほとんどありません。
父親に聞いても、ろくに教えてくれません。
母親のことをもっと知りたい彼女は、愛してくれない父親の元を離れ、家政婦の黒人女性と母親の面影を探す旅(家出)をする決意をしました。
昔、母親が住んでいたと聞いたことのある土地へ行くと、とあるお店のディスプレイに見覚えのあるラベルの貼られたハチミツの瓶を見付けました。
それは、母親の形見を収めている箱に入っていたラベルと同じものだったのです。
さて、彼女は母親のことをもっと知ることができるのでしょうか。
愛を感じることができるのでしょうか。
そんな映画です。
主演の リリィ を演じるのは Dakota Fanning です。
数多くの子役が成長の過程で あれ? って思うようになる中、彼女は美しさをキープしたまま順調に成長していて安心します。
美少女好きにオススメする映画。
評価 6点
★★★★★★☆☆☆☆
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