バガー・ヴァンスの伝説
10年ほど前の映画です。
Will Smith、Matt Damon、Charlize Theron とけっこうな人たちが出ています。
南部出身の ジュナ ( Matt Damon )は大きな期待をされていた若きゴルファーでしたが、戦争が始まったため、クラブを捨てて最前線へと飛び込みます。
戦争は負けてしまいました。
彼は戦争の悲惨さを目の当たりにし、そのショックから立ち直れず、自堕落な生活を送ります。
一方、南部で指折りの資産家である父を持つ一人娘の アデール ( Charlize Theron )。
華やかな生活をしてきましたが、大不況のあおりを受けて父の事業が傾き、大きな借金が出来ました。さらに悪いことは続くもので最愛の父が他界。
借金の返済を迫られ、所有するゴルフ場を手放すよう説得されますが、父の夢であったゴルフ場建設という遺産は絶対に守り抜くと決意を固め、不世出のプロゴルファー2名( ジョーンズ、ヘーゲン )を対決させる賞金1万ドルのイベントを企画します。
そんな2人が来るわけないと思っていた借金取りと町の長たちでしたが、アデール の抜群の駆け引きで ジョーンズ と ヘーゲン が参加を決めました。
こうなると話は変わってきて、それならこの南部からも1人出したらどうだろうと、さっきまでと言っていることがまったく変わる偉い人たち。
白羽の矢が立ったのが、ジュナ 。
戦争後の彼を知るものは居ませんでしたが、なんとか探し出して出場を促します。
戦争後、クラブを握ったこともなく、すっかり自信を失っていた ジュナ は出場を拒みます。
しかし、ここでも アデール が頑張って、少しだけ気持ちを動かしました。(この2人、戦争に行く前は恋仲だったのです)
ジュナ はクラブとゴルフボールを手に庭に出ます。
そして、暗闇に向かってボールを打ちますが、悲しいことにボールは明後日の方向にばかり飛んでいきます。
「スイングを失った」 と嘆く彼のところへ、1人の男性が現れ、5ドルでキャディを務めると言い出します。
これが バガー ( Will Smith )との出会い。
ここから ジュナ の復活劇が始まるのでした。
最後まで バガー が何者なのかよく分かりませんでしたが、そこそこ面白かったです。
評価 6点
★★★★★★☆☆☆☆
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