ミラーズ
24の Kiefer Sutherland が主演のB級ホラーもの。
(24は観たことありません。ごめんなさい。)
ニューヨーク市警に勤めていた ベン は、誤って同僚を射殺してしまうという事件を起こして心神喪失となり、退職します。
その後、酒に溺れてしまった彼は、最愛の家族と別居状態。医者から強い薬を処方されて、なんとか酒を断ち、職探しを始めます。
元警官という肩書きを活かして就いた職が警備員。
彼が派遣されたのは、数年前に大火事を起こしたデパートです。
今も保険会社と支払いの件で揉めていて裁判中のため、デパートの中は火事が起こった当時からまったく同じ姿のまま。
焼けただれたマネキンがゴロゴロしており、そこらじゅうが真っ黒。
こんなところ警備する意味があるのかと思えるのですが、まぁ、良いでしょう。
デパートの中央に大きな大きな鏡があります。
焼け残ったとは思えないほど、美しい鏡です。
吸い寄せられるように鏡の前に立った彼は、ふと気付きます。
手の跡。
前任の警備員が触ったのでしょうか。
彼は持っていたハンカチで鏡を拭きます。
消えない・・・。
不思議に思っていると、手の跡が増えました。
気味が悪くなり、近くに転がっていた椅子を鏡に叩きつけます。
鏡はびくともしません。
腰の拳銃を抜き、発砲しました。
銃弾の跡は残りましたが、鏡は割れません。
そして、その跡もすぅっと消えていきました。
数日前。
異常なまでに怯えた1人の男性が走っています。
息を切らして逃げ込んだ公衆トイレ。
彼は鏡に向かって言い訳を始めます。
そして、鏡を磨きます。
鏡に映っているのは彼の姿ですが、次第に実在する彼と、動きが同期しなくなります。
鏡の中の彼は、ポケットからナイフを取り出します。
そして、自分の首にそれを当てます。
実在する彼はナイフを持っていませんが、首筋から真っ赤な血が出始めて・・・死亡します。
これが前任者。
鏡の中にいるのは何なのか・・・。
そんな話です。
最初はなかなか面白かったんですよね。怖かったし。
鏡の中の自分に襲われるという設定も良かった。(ちょっと違うけどJOJOを思い出しました)
でも、もう少し頑張って欲しかったかなと思います。
評価 5点
★★★★★☆☆☆☆☆
http://www.youtube.com/watch?v=H2jW7Ezr1DA
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