つみきのいえ
監督は加藤久仁生。
2009年の第81回アカデミー賞において、邦画初となる短編アニメ映画賞を受賞した作品です。
狭い家に独りで住むお爺さんの話。
床下収納かと思われる床の戸を引き上げると、そこには水があり、お爺さんは釣り糸を垂らします。
ある日、家の中に水が入ってきました。床上浸水です。
でも、お爺さんは決して慌てることはしません。もう慣れたもの。
屋上へと上がり、セメントとレンガで壁を築き、部屋を造っていきます。
日々上昇を続ける水面は、街をすべて飲み込んでしまいましたが、お爺さんはここを離れず、屋上に部屋を継ぎ足して生活を続けています。
なぜお爺さんはこんな不便なところに住み続けるのか、それは映画を観てのお楽しみ。
評価 7点
★★★★★★★☆☆☆
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