トラウマ映画です。
手が吹っ飛ぶ、足が吹っ飛ぶ、体が木っ端微塵になる・・・等々。
わりとそういうの平気と思っている方であっても、やっぱり観るのはやめておいたほうが良いと思います。
タイで静かに暮らしているランボーのもとにNGO団体がやってきて、支援活動をするので紛争地域のミャンマーまで船を出してくれと依頼します。
何度も断りますが、「これが私たちの幸せなんだ、人生なんだ!」と強引に船を出させます。
途中で海賊(川だから川賊か?)に見付かり、有り金と女性を要求されるシーンでは、ランボーが海賊を全滅させて事なきを得るのですが、NGO団体の代表は、「なんてことをするんだ!人殺しなど!!」と、寝ぼけたことを言い放って、観ている者をイラッとさせます。
終始そんな感じでイライラ促進剤と化したNGO団体。
ようやく支援先に到着し、物資や医療を施していると、そこに陸軍が現れ、銃撃戦。
バッタバッタと、大人も子供も死んでいきます。
NGO団体は捕獲され、陸軍の野営キャンプにある木製の牢屋に閉じ込められます。
それから何日か過ぎて、再びタイ。
NGOの職員がランボーを訪ねてきました。
「帰還予定を過ぎても帰ってこない」
「傭兵を連れてきたので、彼らを現地まで送り届けて、救出して欲しい」
あんな我侭で、身勝手なNGO団体は放っておけばいいのに、人が良いランボーはまた現地へ行きます。
ランボーが強過ぎてダメです。
この手の映画は、死と隣り合わせだからこその緊迫感だと思うのですが、ランボー、これっぽっちも死ぬ気配無い。
ライバルになるような強敵もいないので、やりたい放題です。
しかも、あの肉体を活かした戦い方は少なく、クライマックスシーンでは機関銃をぶっ放し続けるだけという芸の無さ。
圧倒的強さと、不死身っぷりを観るなら、Steven Seagal の沈黙シリーズを観ているほうがよっぽど面白いです。
しかし、この映画のグロは酷かったな。
観ちゃダメな映画のひとつ。
評価 3点
★★★☆☆☆☆☆☆☆
コメントを残す