スペインでの演説に臨んだアメリカの大統領が、暗殺をされるというお話。
大統領の乗った車が会場へ入ってくるところから、暗殺、演台の爆破までの流れを、それに関わった複数人、それぞれの視点で映し出します。
まず、Aさんの見た光景。
次に、Bさんの見た光景。(Aさんのところで気付かなかったことに気付きます)
さらに、Cさんの見た光景。(また新たな発見とともに、事件の真相に一歩踏み出します)
・・・。
という感じで、徐々に事件の真相、犯人などが暴かれていく映画です。
繰り返しなので、いらっとする人もいるかもしれませんが、なかなか緊迫したストーリーですので、私は楽しめました。
放映時間も90分程度ですから、気軽に観ることができて良いです。
Dennis Quaid が渋かったです。
Forest Whitaker は脇役ですが、この映画で大きなポイントだったと思います。
良い人をやらせたら、彼の右に出るものは居ないんじゃないかというくらい、善人キャラの似合うお人ですよね。
本作でも、前を見ずにソフトクリームを食べながら歩いていた女の子が、彼にぶつかってソフトクリームを落としてしまうシーンがあるのですが、怒らずに彼女の名前を聞いて、「○○ちゃん、ごめんね」 と謝っています。さらに 「これで新しいのを買ってね」 とお金まで出す善人ぶり。
素敵すぎて、震えちゃいます。
これからも、Forest Whitaker からは目が離せません。
評価 7点
★★★★★★★☆☆☆
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