クレイジー・ハート

クレイジー・ハート

カントリーミュージシャンとして人気を博していた バッド・ブレイク（Jeff Bridges） ですが、近年は酒と煙草に溺れて体調も悪く、昔のヒット曲だけにすがって、各地のバーで歌い、その日暮らしのお金を稼ぐ生活をしています。

自身とよく似た年季の入った車を運転して訪れたサンタフェの町で、地元紙の女性記者（Maggie Gyllenhaal）と知り合い、仲良くなります。旦那とは別れて1人で育てているという男の子とも打ち解け、次第に距離が縮まっていきますが・・・。

2009年のアカデミー賞で Jeff Bridges が主演男優賞を受賞した作品。
他にもオリジナル主題歌賞を受賞、助演女優賞（Maggie Gyllenhaal）はノミネートを果たしています。

Jeff Bridges が良いですね。雰囲気あります。受賞も納得。
ダメなおじさんが、愛する者たちと一緒に居たいというその想いだけで、どん底から這い上がろうとする姿は良かったです。
作品柄、盛り上がりには欠けますけど、良い映画だと思います。

私がカントリー好きというのもプラス評価の一因かな。
Jeff Bridges も、Colin Farrell も本物のカントリーミュージシャンかと思えるほどで驚きました。

おじさんにおすすめの一品。

評価 8点
★★★★★★★★☆☆